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年に1度の運動会は、子供本人も楽しみにしていると思いますが、
家族にとっても一大イベントですよね。
そんな大事な運動会と法事が同じ日にバッティングしたら?
ウキウキ気分で運動会を心待ちにしている子供に、
「今年の運動会は行けないんだよ」なんて、言える自信ありません。
かと言って、法事を欠席するなんて、どうなんでしょう。
1人で考えたところで、答えは出ないので調べてみることにしました。
みなさんも、こんなシチュエーションのときの参考にしてみてくださいね。
優先すべきはどっち?
そもそも日本の文化として、一般的に慶事より弔事を優先させるようになっています。
そのため、風習を重んじて、ほとんどの人が法事を優先すると答えるでしょう。
でも、みなさん本音は別ですよね。
子供だって、自分達だって楽しみにしている運動会。
子供の張り切る姿が目に浮かぶようで、即決で法事優先にはなれないはず。
しかも、義理の関係や間柄の悪かった親戚なら、なおさら法事を選びたくないのでは?
そんなとき、まず考えるのは、法事を行う地域性や親戚付き合いです。
濃密な付き合いや、昔ながらの頑固な親戚が多いのでは、法事を欠席するなんて
言い出したら大変なことになりかねません。
後々の親戚付き合いにも溝ができ、面倒な事態に発展する恐れがあります。
そこは、見極めが大事ですので、法事参加者同士しっかり話し合い、
法事に参加の場合は子供をしっかり説得しましょう。
法事欠席の説得方法
では、絶対、運動会には参加できないのか?
と、言われれば、そうではありません。
法事を欠席して運動会に参加することは悪いことではありませんから。
ただ、法事を行う親戚に対して、欠席の理解を得ることが大事です。
比較的柔軟そうな親戚付き合いをされている場合、法事欠席の説得は簡単だと思います。
「運動会なら残念ねー」など、軽く了承がもらえる場合も考えられますね。
法事に優先度が傾いている場合でも、どうしても運動会に参加したいのなら、
きちんと頭を下げて説得してみましょう。
そのとき「亡くなった方も楽しみにしていたはず」など、
故人と子供の繋がりを伝えると説得しやすそうです。
法事主催側と欠席する側で、わだかまりが残らないようにしたいですね。
運動会と法事、大事なことは何か?
1番大事なことは、故人のことも考えて話し合うこと。
故人が祖母や祖父の場合、孫が楽しみにしている運動会を
休んでまで法事に来て欲しいと思うでしょうか。
元気に運動会を楽しんでいる姿を天国から見ているほうが幸せだと思います。
また、優先度は法事の内容にもよると思います。
3回忌ともなれば、亡くなって3年も経つので、
個人的には欠席もありかなと考えますし、あまり角も立たないかなと。
親戚の反応などを見ながら、今後の付き合いも含め、
慎重に考えて法事をとるのか、運動会をとるのか決めましょう。
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