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自分からお友達を作れない

 

私の友達の話です。小学校に上がった娘さんに

「今日は休み時間に何して遊んだの?」

と聞いてみた時、

 

「・・・・・一人で絵本読んでた。」

 

ひとりぼっち

 

「え・・・・そうなんだ。・・・なんの絵本読んだの?楽しかった?」

 

「ぜんぜん楽しくなかった。ひとりでさみしかった。」

 

というやり取りがあったそうです。

 

私の友達はとても動揺したと言っていました。娘さんはおとなしい性格で、

自分からみんなの輪に入っていくタイプではなかったのですが、保育所では普通に

仲良く遊んでいるお友達がいたので思いもよらなかったようです。

 

友達は、「もう少し笑ってみたら?」 「自分から入れてって言ってみたら?」など、

娘さんにアドバイスしてみたのですが、「そんな事できない。」と言われたそうです。

 

「え?何で出来ないの?」と内心思ったそうですが、思いつめたような娘の表情に

友達は親としてどうアドバイスしたら良いか迷ってしまいました。

 

アドバイスはいらない。

 

親がアドバイスをしすぎると子どもは慎重でおとなしい子になりやすくなると言われます。

 

というのも、子どもが求める必要最低限な時を除いてのアドバイスという事です。

 

子どもが自分で物事を判断する前に、失敗する前に親が先回りして与えたアドバイスは

子どもに自分の意見を言いにくくします

 

子どもにはアドバイスは「ああしなさい。」「こうしなさい。」と聞こえ、子どもの自発的意欲に蓋をしてしまいます。

親はそのつもりでなくても、「こうしてみたら?」は命令と変わらない印象なのかもしれません。

 

もし、上の友達のように娘さんが「さみしかった。」と訴えたのであれば、

 

「そうだったんだ。さみしかったね。〇〇ちゃんは優しくて良く気が付く子だから

お友達もそのうち出来ると思うよ。 お母さんに話してくれてありがとう。」

 

と、アドバイスではなくその子の気持ちに寄り添う事だけで十分です。

 

もし、子どもが自発的に「どうやったらお友達出来るかな?」と聞いてきた場合に

「お母さんはこうやったら友達できたよ。」と体験談を、参考程度に話してあげましょう。

 

大人でも、悩みを打ち明けたり相談した時って、的確なアドバイスをもらって、「こうしてみなさい。」

と言われると引いてしまう時無いですか?「いやあ、私もそうやって悩んだ事あったなあ。」

とエピソードを語られ、その中でさりげなく解決法を聞いた方がすんなり頭に入ってきたりします。

 

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子どもが本音を話せる環境を作る。

 

子どもは、「自分が愛されている。」と実感できると、自然と他者との関係を持とうとしたり、

親以外の人と信頼関係を築いてみたいと思い始めます。

 

これは、親が子どもに無条件の愛情を持っていることが、子どもに伝われば

子どもは自尊心と、親との信頼関係を無意識に持ちます。

 

そこからお友達を作ってみたい。先生と仲良くなりたい。という気持ちが出てくるのです。

 

この子どもとの信頼関係が十分に築けているか判断する目安として、

親に本音で話してくれるかで図ることが出来ます。

 

普段から「あなたの事が大好きだよ。」と伝わるように接していきましょう。

「こうしたら良い、ああしたら良い。」ではなく、「ありのままのあなたが良い。」と伝えましょう。

 

そして、子どもが話している時は「あなたの話を聞いているよ。」と分かりやす

うなずき、適度に反芻してリアクションしましょう。

 

こうすることで、「お母さんに話したい。」と子どもは思ってくれます。

 

自ら行動で示す。

 

言葉でアドバイスするよりも、子どもは親のやる事をよく見ているし、すぐマネしますよね。

ですから、自ら子どものクラスの保護者と友達になったり、積極的に話しかけ仲良くしていれば、

 

子どもは、「なんか楽しそうだな。」「こうやってお友達作るんだ。」と学びます。

 

お母さんが消極的であまり人付き合いのない方だと、子どもも同じようにあまり友達を

作らなかったり、人付き合いに消極的になる傾向があるというデータもあります。

 

何も、たくさんの友達がいるから良いわけではありませんが、

最低限人との交流の仕方や信頼関係の築き方は身につけていってほしいですよね。

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