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我が家の息子は生後11ヶ月頃の夏場に風邪の症状から胃腸炎になり、
水分も摂れなくなって入院をしたことがあります。(+_+)
何も食べることが出来ず、飲むこともできず、
どんどんぐったりしていってとても心配でたまりませんでした。
総合病院の外来で診察してもらったところ、
点滴で水分補給をしようということになったのですが、
脱水症状を起こしていて血管が見つからず、メスで皮膚を少し切って点滴を入れ、
そのまま入院することになり本当に大変でした。
赤ちゃんは夏場に下痢の症状を起こし、体調を崩すことがよくあるようです。
ではその原因は一体何なのでしょうか?
夏場の下痢の原因は?
夏場はいわゆる「夏風邪」というものにかかってしまい下痢をしてしまう赤ちゃんがいます。
夏場は気温が高いのでエアコンを使って部屋の温度を下げて
過ごしていることが多いと思いますが、
このエアコンで赤ちゃんの身体を冷やしてしまい、
同時に部屋を乾燥させてしまうために風邪をひきやすくなります。
外と家の気温の差も大きく、外出から汗をかいて帰って来て、
家の中に入ると一気に体を冷やしてしまうことから、風邪をひきやすい状態になっています。
夏風邪を予防するには、エアコンで体を冷やし過ぎないようにし、
夏バテをしないように食事の内容にも気を付け、うがいや手洗いを心がけるようにしましょう。
夏場の下痢はアデノウイルスが原因のことも
夏場にはアデノウイルスという非常に感染力が強い
感染性のウイルスが流行することが多いです。
「プール熱」という名前で呼ばれているので、
こっちの名前の方が馴染みがあるかもしれませんね。
アデノウイルスは飛沫感染、空気感染、接触感染、経口感染でうつるもので、
38℃~40℃の高熱や喉の痛み、下痢などの症状を引き起こします。
アデノウイルスは種類が多く、その種類によって症状も変わってくるのが特徴で、
抗生剤が効かないために症状が長引くことがあります。
赤ちゃんがアデノウイルスに感染してしまうと、
抵抗力が弱いために発熱などの症状が長く続き、
症状が悪化してしまう可能性があるため、感染しないように注意をする必要があります。
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夏場の下痢の原因はほかにもあります!
夏場は気温が高いために食べ物が傷みやすいため、
食事の内容や管理には普段よりも特に注意が必要です。
好奇心の強い赤ちゃんは何でも口に入れたり、
べたべた触ったりすることもあります。
いつも手を清潔にしてあげるようにしましょう。
赤ちゃんの夏場の下痢を防ぐためには
赤ちゃんが体調を崩して下痢をしてしまわないために出来る対処法をご紹介します。
エアコンを強くし過ぎない
気温が高いときはエアコンを使ってお部屋の温度を調節
することが中症予防の面でも大切なことですが、
エアコンを強くし過ぎると赤ちゃんの身体を冷やして夏風邪を引く原因にもなってしまいます。
エアコンを使うときは温度管理に注意しましょう。
十分な睡眠を取る
しっかりと眠ることは健康を保つうえで大切になってきます。
お出かけをした後やたくさん遊んだ日は、
しっかりと睡眠を取って身体の疲れが取れるようにしましょう。
うがい、手洗いが出来る子はうがい、手洗いをする
うがいをすることはなかなか難しいと思いますが、
できる子は外出から帰ってきたら「うがい・手洗い」をするようにして、
菌を洗い流すようにしましょう。
アデノウイルスに感染してしまうのを予防するためには
アデノウイルスに感染してしまうことを予防する場合も、
流水で手をしっかり洗うことやうがいをすることが大切になってきます。
身近に感染した人がいる場合はその人との接触を避け、
タオルも別のものを使うようにしてください。
プールに行った後なども、シャワーや入浴で体をきれいにして、
しっかりとうがいをするようにしましょう。
身近に感染者が出た場合は、身の回りの物をこまめに消毒することも大切で、
消毒をするときは「消毒用エタノール」や「次亜塩素酸ナトリウム」を
使うことが有効な消毒方法になります。
赤ちゃんが体調を崩して下痢をしてしまわないためにも、しっかりと予防をすることが大切になってきます。
■まとめ
赤ちゃんが夏に下痢をしてしまうのは、夏風邪をひいて胃腸炎を起こしてしまうことがあるためです。
また、夏に流行することが多いアデノウイルスに感染すると、アデノウイルスの種類によっては下痢の症状を引き起こすことがあり、赤ちゃんが感染してしまうと症状が長引くこともあります。
食べ物が傷みやすい季節ですので、食品の管理には十分注意するようにしてください。
下痢をしてしまうと、脱水症状を起こしてしまうことがあるため、水分の補給をしっかりと行い、症状がひどいときは小児科を受診するようにしましょう。
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